環優舎
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設立の目的
・理想の環境で子どもを育てるため。
・社会で活躍する女性を支援するため。
という二つの目標を掲げて環優舎は2006年に設立されました。

日本の保育施設は先進諸国と比較すると基準面で劣るところが沢山あるのに、待機児童の増加で諸条件がますます緩和される傾向にあり、預かる側・預ける側の大人の都合が優先されていて、預けられる子どもがないがしろにされています。私には生活の香りがなく、親が迎えに来るのを待つための待合所のような空間に子どもを長時間預けて働くことは考えられませんでした。しかし専業主婦になっても、子どもをお友達と遊ばせ、公園やお稽古に付き添いながら毎日おやつや食事をきちんと手作りするといったことを一人で全て行うのは困難そうでした。

孟母三遷。子どもに親しんでほしい環境と、染まってほしくない環境があります。子どものころの生育環境は、大人になってからはっきりと現れます。豊かな子ども時代を与えたい。大切に丁寧に子育てをしたい。環優舎はそうした思いから始まっています。

環優舎の一番の特徴は、子どもたちが家で過ごすようにくつろいで過ごしていることでしょう。保育室全体に、穏やかな空気が流れています。大声と怒鳴り合い、元気と乱暴は全く異なります。朗らかに楽しく遊んでいる子どもたちを見るのは心地よく幸せです。ぜひ一度施設の見学にいらして、ご覧になってください。

ある企業のダイバーシティ推進委員をやっているときに、"Executive Women and the Myth of Having it All", Sylvia Ann Hewlettという論文を目にする機会がありました。その論文には経済的に成功した男性の多くはやりがいのある仕事と豊かな家庭の両方を手に入れていますが、女性の場合は単身者である場合が多いというショッキングな調査結果が載っていました。

ソウルで開催されたGlobal Summit of Womenの分科会で、プロフェッショナルな子ども持つ女性が働き続けるには企業側の勤務制度だけでなく「質の高い保育」が欠かせないというレポートを見てダイバーシティの推進は企業の努力だけでなし得ないということを痛感しました。

環優舎は管理職や専門職で子どもが育つ環境に関心が高い人が安心して働き続けられる質の高い保育室です。子育てもキャリアも妥協せずにどちらも大切にしたい方を応援します。

                                     環優舎主宰 吉川まりえ

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